
【絵本】あさえとちいさいいもうと
内容説明
妹を見失ったあさえが、胸が高鳴るような気持ちで探し回る姿を描いた、心に残る一冊です。
お母さんが留守の間、あさえは妹のあやちゃんと家の前で遊んでいました。あやちゃんを笑顔にしたくて道に絵を描くのに夢中になっていたあさえですが、ふと気がつくとあやちゃんの姿が見当たりません。焦ったあさえは、心配と不安を抱えながら、いつもお母さんと一緒に行く公園を目指して走り出します。子どもの純粋な心情と緊張感を、文章と絵が見事に表現した物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもの純粋な感情や困難に直面した際の行動を描いており、感情教育に役立ちます。
親や先生は、読み聞かせを通じて子どもたちと「大切な人がいなくなったらどうするか」を話し合うきっかけにできます。また、あさえの行動を振り返り、困ったときに大人に助けを求める大切さを教える教材としても最適です。
さらに、物語を通じて「妹を守りたい」という優しさや責任感の大切さを考える時間を設けるのも効果的です。