
【絵本】こぶじいさま
内容説明
額にこぶを持つおじいさんが出会った不思議な出来事。鬼たちとの交流が生んだ意外な結末とは――。
ある日、山で木を伐っていたおじいさんは日が暮れてしまい、お堂で一夜を明かすことに。すると、夜更けに集まった鬼たちが楽しそうに歌い踊り始めます。その様子を見ていたおじいさんも思わず加わり、一緒に踊り歌いました。鬼たちは大喜びし、彼の額のこぶを預かると言って取り去ってくれます。しかし、それを聞いた隣のおじいさんが真似をしようとすると……。昔から親しまれてきた愉快な民話が描かれています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、昔話を通じて人との交流や個性の大切さを楽しく学べる作品です。
おじいさんが鬼たちと歌い踊る場面では、音楽やリズムの楽しさを子どもたちと一緒に感じることができます。身体を動かしたり、歌を真似たりして遊びに発展させましょう。
また、「真似をするだけでは上手くいかない」という教訓も含まれており、自分らしさを大切にする心を育むきっかけになります。