
【絵本】やっぱり おおかみ
内容説明
ひとりぼっちの旅を続けるおおかみがたどり着くのは、どんな結末なのでしょうか。
「け」とつぶやきながら町をさまようおおかみは、自分に似た仲間を探しています。うさぎ、やぎ、ぶた、しか……さまざまな動物たちと出会いますが、どの場所でも心が満たされることはありません。仲間に加わりたい気持ちと、どこかで距離を置きたい気持ちが入り混じる中、とうとう墓場にたどり着きます。そこで出会うのは、たくさんのおばけたち。果たしておおかみは、自分にぴったりの仲間を見つけることができるのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、孤独や自己探求というテーマを通じて、子どもたちに「自分らしさ」の大切さを伝える力があります。
読み聞かせの際には、おおかみの心情や動物たちとの出会いについて話し合うことで、共感力やコミュニケーション力を育めます。
また、「仲間とは何か」を考えるきっかけとして、子どもたち自身の体験や感情を引き出し、みんなで共有する時間を作るのもおすすめです。