
【絵本】だいふくもち
内容説明
ある夜、怠け者の男が見つけたのは、不思議な声に導かれた300年もの間床下に隠れていた大福餅。その出会いが彼の運命を大きく変えます。
家で怠けてばかりいた男、ごさくは、ある晩、自分を呼ぶ声を聞きつけて家中を探し回ります。そして床下で、長い年月をそこで過ごしていたという大福餅を発見。その餅に小豆を与えると、次々と小さな大福餅が生まれるという驚きの力がありました。ごさくはそれを売り出し、たちまち評判になり巨万の富を得ますが、さらなる欲をかいて餅に大量の小豆を与えたことで、思わぬ事態に見舞われることになります。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、欲望や節度の大切さを学ぶ良い教材です。ごさくの行動を通じて「欲張りすぎるとどうなるか」を子どもたちに考えさせるきっかけになります。
また、不思議な餅との出会いは想像力を刺激し、物語の展開から「問題解決力」や「選択の重要性」を学ぶことも可能です。
読み聞かせの際は、ごさくの気持ちや行動について子どもたちと話し合うことで、思いやりや節度といった価値観を深めることができるでしょう。