
【絵本】おばあさんのすぷーん
内容説明
おばあさんのスプーンが、小さな冒険の道具になる――冬の森を舞台にした、心温まる物語。
おばあさんが大切にしていた古いスプーンが、ある日カラスに盗まれて木の上に隠されてしまいます。雪が降り、風が吹き荒れる中、スプーンは木から落ち、3匹のネズミたちに拾われます。ネズミたちはそのスプーンをそり代わりにして山を滑り降り、ジャンプしてそのままおばあさんの家へ。柔らかな色合いの絵とリズミカルな文章が、心地よい読書体験を届けてくれる絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、冒険を通じて「物を大切にする心」や「困難を乗り越える力」を育むきっかけになります。おばあさんとスプーンのつながり、ネズミたちの工夫や行動を通じて、子どもたちに思いやりや創意工夫の大切さを伝えられるでしょう。
また、柔らかな絵やリズミカルな文章は、感性を育む読書体験を提供します。読み聞かせでは、登場するキャラクターの声を変えたり、雪の場面を想像させたりして、子どもたちの想像力を引き出す工夫がおすすめです。