
【絵本】ふるやのもり
内容説明
じいさんとばあさんの会話が、思わぬ騒動を引き起こします。雨音の中で広がる勘違いの物語は、どこかユーモラスで心に残るものです。
じいさんとばあさんが飼う子馬を狙って、泥棒と狼が厩に潜んでいました。そんな中、二人が「泥棒や狼よりも“ふるやのもり”が一番怖い」と話すのを耳にした泥棒と狼は、その正体を想像して怯えます。しかし、本当の“ふるやのもり”の意味に気づかないまま、雨漏りが広がる家で起こる出来事に驚かされてしまいます。昔話の魅力をユーモアたっぷりに描いた一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ユーモアあふれる昔話を通じて「言葉の勘違い」や「想像力の広がり」を楽しむことができます。
子どもたちと一緒に読む際には、「ふるやのもり」の意味を考えたり、泥棒や狼の行動を想像したりすることで、発想力や言葉への興味を引き出せます。
また、登場人物たちの気持ちを想像しながら話を進めると、共感力や物語理解力の育成にもつながります。