【絵本】てぶくろ

内容説明

森の中に落ちた手袋が、思いがけない出来事を引き起こします。小さな命たちが集い、物語が動き出します。

おじいさんが雪の森で片方の手袋を落とします。その手袋を見つけたネズミが中に入り、快適そうに住み始めました。すると次々と動物たちがやってきて、「入れてほしい」と頼みます。カエル、ウサギ、キツネ……やがて大きなクマまでやって来て、手袋はパンパンに膨らみます。そんな中、おじいさんが手袋を探しに戻ってきます。さて、この手袋はどうなるのでしょうか？動物たちと手袋の運命が気になる心温まるお話です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、動物たちのやり取りを通じて「助け合い」や「共存」の大切さを学ぶことができます。手袋の中に次々と動物が集まる展開は、子どもたちの興味を引きつけ、想像力を育むきっかけとなるでしょう。

また、手袋が膨らむ様子や動物たちの個性を観察することで、自然や生き物への関心を深められます。読み聞かせでは、動物の声色を変えて楽しむと、子どもたちの集中力が高まります。

さらに、話の結末を予想する活動や感想を話し合うことで、考える力や表現力を育む教材としても活用できます。