
【絵本】ラチとらいおん
内容説明
ラチの世界は、弱虫な自分とどう向き合うかを教えてくれる、不思議であたたかな物語です。
暗い部屋が怖くて犬にさえおびえるラチの前に、ある日、小さなライオンが現れます。そのライオンはラチを励まし、そばで見守ってくれました。ラチは少しずつ勇気を持ち、やがて友だちを助けるために行動するまで成長します。しかし、気づけばライオンの姿は消えていて、家には感謝と別れの手紙が残されていました。弱虫だったラチが強くなるまでの心の旅路が描かれています。
知育や教材で活用する際のポイント
「ラチの世界」は、子どもたちが自信を持つ大切さを学べる絵本です。弱虫だったラチが、小さなライオンとの出会いを通じて成長する姿は、子ども自身の心の変化を重ね合わせやすい内容です。
読み聞かせでは、ラチの気持ちに寄り添いながら「君ならどうする?」と問いかけ、自己肯定感や共感力を育む場にできます。また、ライオンが消えた理由を子どもたちと話し合うことで、困難を乗り越える力や感謝の心について深められます。