
【絵本】出世できない孔子と、悩める十人の弟子たち。
内容説明
下村湖人の『論語物語』をもとに、「論語」を悩み多き若者たちの物語として大胆に描き直した一冊です。知恵にあふれながらも世渡りが苦手な孔子と、彼に学ぶ弟子たちの青春群像劇が繰り広げられます。
小学校高学年から中学生向けですが、大人が読んでも心に響く内容となっています。
知育や教材で活用する際のポイント
『論語物語』は、孔子と弟子たちの青春を通じて「人としての生き方」を考えさせられる一冊です。
物語形式で描かれているため、子どもたちは自然と登場人物に感情移入し、論語の教えを自分ごととして捉えやすくなります。
授業や家庭での読み聞かせでは、物語の中で登場する悩みや葛藤をテーマに、子どもたちと一緒に考える時間を設けると効果的です。
また、大人自身も学び直しの機会として一緒に読むことで、子どもと共に成長できる素晴らしい教材となるでしょう。