
【絵本】大きな機関車たち
タイトル | 【絵本】大きな機関車たち |
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著者 | ウィルバート・オードリー,ガンバー&ピーター・エドワーズ,桑原 三郎・清水 周裕 |
出版年月日 | 2010/12 |
判型 | A6変型判 |
ページ数 | 57ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳,6歳,小1,小2,小3,小4 |
ISBN | 9784591120255 |
内容説明
ビルとベンというふたごの機関車は、小さくて元気いっぱい。二人は、いたずらが大好きで、しょっちゅう大きな機関車たちをからかって楽しんでいます。
彼らのイタズラは、大きな機関車たちを困らせることもしばしば。それでも、どこか憎めない二人の姿が描かれています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ビルとベンというふたごの機関車を通じて、子どもたちに「いたずら」や「ユーモア」の持つ一面を楽しく学ばせることができます。特に、小さな機関車が大きな機関車をからかうという構図は、子どもたちが共感しやすく、物語を通じて相手の気持ちを考えることや、いたずらの適度な加減について考えるきっかけを提供します。
また、ビルとベンの描写からは、元気いっぱいで好奇心旺盛な姿が伝わり、特に幼児期の子どもたちにとっては自己投影しやすいキャラクターです。保護者や先生が一緒に読みながら、「もし大きな機関車たちだったらどう思う?」と問いかけることで、他者の立場や感情を想像する力を育むことができます。これは、共感力や道徳心を養う教育的なポイントとして活用できます。
さらに、物語の中にはユーモアが詰まっているため、楽しい雰囲気の中で自然と教訓を受け取れるのも魅力です。読み聞かせの際には、いたずらをした後のビルとベンの表情や周囲の反応を一緒に観察しながら、子どもたちと感想を共有することで、対話型の学びを促進できます。