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BOOK

【絵本】真夜中のちいさなようせい

タイトル 【絵本】真夜中のちいさなようせい
著者 ,
出版年月日 2021/06
判型 その他
ページ数 30ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591170298

内容説明

男の子が熱を出してぐったりと寝込んでいます。その傍らでは、看病を続けるママが疲れからうとうとし始めました。すると真夜中、小さな妖精たちがひっそりと現れます。

目を覚ました男の子に、妖精たちは「私たちはママのお友だちだよ」と話しかけます。そして、小さい頃のママが妖精たちに贈った花の指輪を見せてくれるのです。妖精たちの言葉を通して、男の子は幼い頃のママの姿を知り、心が温かくなる不思議な交流を体験します。

母と子の絆や優しさが繊細に描かれた、美しく心に響く物語。韓国で人気を誇るイラストレーター、シン・ソンミ氏が伝統的な技法を現代風にアレンジして手がけた、初めての絵本です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、親子の絆や優しさに焦点を当てた物語であり、子育てや教育の現場で活用する際に多くの学びを提供します。まず、物語の中で描かれる「母と子の絆」は、読んでいる親子や子どもたちにとって、家族の大切さを改めて感じるきっかけになります。特に、病気の男の子を看病するママの姿に、子どもたちは親の愛情を理解しやすくなるでしょう。

また、妖精たちが登場することで、物語の中にファンタジー要素が加わり、子どもたちの想像力や感受性を育む効果があります。妖精との交流を通じて、ママの幼い頃のエピソードを知る描写は、親もかつては子どもだったという視点を提供し、親への親近感や感謝の気持ちを引き出すことができます。

さらに、この絵本は韓国の伝統的な技法をアレンジした美しいイラストが特徴です。イラストを通じて、子どもたちは視覚的な感性を磨くとともに、異文化の美術に触れる機会にもなります。保育園や小学校での読み聞かせに活用すれば、道徳の時間や感情教育の一環として、子どもたちの共感力や思いやりを育む教材としても役立つでしょう。