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BOOK

【絵本】森のポストをあけてごらん

タイトル 【絵本】森のポストをあけてごらん
著者 ,
出版年月日 2022/11
判型 A5判
ページ数 71ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591175224

内容説明

あらすじがくさんは、宅配便の配達員として働いています。ある日、すもも村に住む「大木さん」宛ての荷物を届けることになりました。しかし、大木さんの家へ向かうためには車が入れない森の小道を歩いていかなければなりません。そして、道中で見つけたのは、カシの木に取り付けられた大木さん専用のポスト。ところが、荷物が大きすぎてポストに収まりません。

そのとき、大木さんの孫であるひなたちゃんが現れます。ひなたちゃんは、がくさんを家まで案内すると申し出てくれました。道中、ひなたちゃんはポストから2枚の葉っぱを取り出して見せます。それは、ブナの木やミズナラの木からの手紙だと言いますが……。

森の中を舞台にしたこの物語は、木々や風が語りかけてくるような、さわやかで心温まるファンタジー。自然の優しさと不思議な魅力が詰まった物語が、読者を森の世界へと誘います。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、自然の重要性やコミュニケーションの豊かさを感じられる物語で、子どもたちへの知育や教材として最適です。まず、主人公が「森の中」という非日常的な環境に足を踏み入れることで、自然への興味や好奇心を引き出すきっかけになります。子どもたちは物語を通じて、木々や葉っぱがただの風景ではなく、生きている存在であることを学ぶことができます。

さらに、ひなたちゃんとがくさんの交流を通じて、他者との協力や思いやりの大切さを教えることもできます。特に、困難に直面したときに誰かの助けを受け入れる姿勢や、自分から手を差し伸べることの意味を子どもたちに伝えることができるでしょう。これらのテーマは、幼少期に育むべき社会性や対人スキルに直結しています。

また、物語の中で登場する「葉っぱの手紙」というアイデアは、子どもたちの想像力を刺激します。実際に葉っぱを使った工作や、森の中を探検するアクティビティと組み合わせることで、より深い学びの体験を提供できます。保育園や幼稚園、小学校の先生方が自然学習や環境教育の一環として取り入れることで、子どもたちの感性を育む教材としても活用できるでしょう。