
【絵本】機関車のぼうけん
タイトル | 【絵本】機関車のぼうけん |
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著者 | ウィルバート・オードリー,ガンバー&ピーター・エドワーズ,桑原 三郎,清水 周裕 |
出版年月日 | 2020/12 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 57ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 2歳,3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591168745 |
内容説明
ゴードンにそっくりな機関車、フライング・スコッツマンがやってきました。しかし、なぜかヘンリーの機嫌が悪くなってしまいます。いったい何があったのでしょうか?
本作は、きかんしゃトーマスの原点である「汽車のえほん」シリーズの新装版です。『ヘンリーと炭水車』『ヘンリーの大かつやく』『大脱走』『小西部鉄道』という4つの物語が収録されています。
知育や教材で活用する際のポイント
「汽車のえほん」シリーズの新装版は、子どもたちの情緒や社会性を育む教材として非常に有用です。本作に収録されている4つの物語は、友情や助け合い、自己肯定感、さらには困難を乗り越える力といったテーマが描かれており、それぞれのエピソードを通じて子どもたちに重要な価値観を伝えることができます。
例えば、『ヘンリーと炭水車』や『ヘンリーの大かつやく』では、ヘンリーの成長過程が描かれ、失敗やうまくいかない状況からどう立ち直るかを学べます。これにより、子どもたちは「失敗しても大丈夫」という安心感を得られるでしょう。『大脱走』や『小西部鉄道』では、他者との協力や新しい仲間との出会いがテーマとなっており、集団生活や人間関係の大切さを自然に理解するきっかけを提供します。
さらに、登場するキャラクターたちの個性豊かな行動や感情の変化は、子どもたちが感情を言葉で表現する力を育む助けとなります。物語を読んだ後、子どもたちに登場人物の気持ちを考えさせたり、自分ならどうするかを話し合ったりすることで、思考力や想像力を高めることも可能です。
この絵本は、読み聞かせとしても自分で読む教材としても活用できるため、年齢や成長段階に応じて柔軟に取り入れることができます。親や先生として、物語を通じて子どもたちの心の成長をサポートする絶好の機会となるでしょう。