
【絵本】機関車トビーのかつやく
タイトル | 【絵本】機関車トビーのかつやく |
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著者 | ウィルバート・オードリー,レジナルド・ダルビー,桑原 三郎,清水 周裕 |
出版年月日 | 2020/12 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 63ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 2歳,3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591168585 |
内容説明
路面機関車として働いていたトビーが、ふとっちょの局長の鉄道で新たに活躍することになりました。そこでは、ジェームスやトーマスたちも一緒に働いています。
きかんしゃトーマスシリーズの原点ともいえる「汽車のえほん」シリーズの一冊で、トビーやトーマスたちが活躍する4つの物語が収録されています。『トビーとふとっちょのしんし』ではトビーが新しい環境で奮闘する様子が描かれ、『トーマスとおまわりさん』ではトーマスのちょっとした冒険が楽しめます。
さらに、『トビーとジェームス』ではトビーとジェームスの関わりが描かれ、『キンドリーふじんのクリスマス』では心温まるクリスマスのエピソードが展開されます。親しみやすいキャラクターたちが織りなす物語を通して、鉄道の世界がさらに広がります。
知育や教材で活用する際のポイント
「汽車のえほん」シリーズの一冊である本作は、子どもたちに親しみやすいキャラクターや物語を通じて、学びや感性を育むのに最適な絵本です。特にトビーが新しい場所で奮闘する姿や、トーマスの冒険、ジェームスとの関わりなど、多様なストーリー展開が子どもの好奇心を刺激します。これらの物語を通じて、新しい環境への適応や仲間との協力の大切さ、そして困難に立ち向かう姿勢を子どもたちに自然と伝えることができます。
さらに、情景描写やキャラクターの会話は、子どもたちの想像力を広げるきっかけにもなります。例えば、「トビーとふとっちょのしんし」では、新しい環境での挑戦を描いており、転園や進級などの変化を経験する子どもたちにとって励ましとなるでしょう。また、「キンドリーふじんのクリスマス」の物語では、思いやりや感謝の心を学べます。こうしたテーマは保護者や先生が子どもたちと一緒に深く考える良い機会となるでしょう。
教材として活用する際には、物語に出てくるキャラクターの気持ちを一緒に考えたり、鉄道の仕組みや役割について話題を広げたりすると、さらに理解が深まります。加えて、読後に子どもたちと感想を共有することで、思考力や表現力を育む効果も期待できます。絵本を読む時間を親子やクラスでの楽しい対話の場にすることが、最大のポイントと言えるでしょう。