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BOOK

【絵本】火くいばあ

タイトル 【絵本】火くいばあ
著者 ,
出版年月日 1972/06
判型 A4変型判
ページ数 36ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591005415

内容説明

昔々、山奥に「火を喰らう」と恐れられるお婆さんが住んでいました。村人たちはその存在を怖がり、彼女の噂は絶えませんでした。

ところがある夜、ついにそのお婆さんが村へ姿を現すようになり…。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、恐れられる存在だったお婆さんが村へ姿を現すという物語を通じて、他者への偏見や誤解について考えさせられる内容です。知育や教材として活用する際には、まず「なぜ村人たちはお婆さんを怖がったのか?」といった質問を子どもたちに投げかけ、相手をよく知らないまま判断することの危険性について話し合う場を作りましょう。これにより、子どもたちは人や物事を表面的な情報や噂だけで決めつけない大切さを学ぶことができます。

また、物語の展開を通して「実際のお婆さんはどんな人だったのか?」といった事実を丁寧に振り返ることで、子どもたちに物語を深く理解させることができます。このプロセスを通じて、他者の視点や背景を知る努力の重要性を考えさせることができます。さらに、物語の最後の展開次第で、許しや和解といったテーマについて話し合うのも良いでしょう。

この絵本は、感情教育や道徳の授業にも活用しやすい内容です。読み聞かせの際には、お婆さんや村人たちの気持ちについて想像させたり、劇遊びを取り入れて登場人物の立場になって考える活動を組み合わせると、より深い学びにつながります。子どもたちが共感力や思いやりを育む機会として、ぜひ活用してください。