【絵本】わんわん

内容説明

おりがみをちょきちょき切ってみると、「わんわん」と「こども」ができあがりました。わんわんが元気よく「ワン！」とあいさつすると、こどもはびっくり！

突然のことに驚いたこどもは、「わんわん！」と泣き出してしまいます。さて、このあとはどうなるのでしょうか…？

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、親子や先生と子どもが一緒に楽しみながら、想像力やコミュニケーション力を育む教材として活用できます。まず、物語の中でおりがみを切ってキャラクターを作るという行為が描かれているため、子どもと一緒に実際におりがみ工作を行い、物語の世界を再現することで創造力を引き出せます。また、工作を通じて手先を使う練習にもなり、指先の器用さを養うことができます。

さらに、「わんわん」と「こども」のやり取りに注目すると、感情表現や言葉のやり取りを学ぶきっかけにもなります。犬が「ワン！」とあいさつする場面では、子どもたちに「どんな気持ちだったと思う？」と問いかけることで、他者の感情を考える力を育てられます。また、驚いた「こども」の反応を通じて、「びっくりしたときはどうすればいい？」といった日常生活の中で役立つ感情のコントロールについても話し合うことができます。

この絵本は、ただ読むだけでなく、実際に工作をしたり、ストーリーを通じて感情表現や反応について話し合ったりすることで、子どもたちの成長をサポートする教材として幅広く活用できるでしょう。