
【絵本】わんぱく機関車
タイトル | 【絵本】わんぱく機関車 |
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著者 | ウィルバート・オードリー,ガンバー&ピーター・エドワーズ,桑原 三郎,清水 周裕 |
出版年月日 | 2020/12 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 57ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 2歳,3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591168776 |
内容説明
機関車の仲間たちから「ゆうれい列車」の話を聞いたトーマス。怖がるどころか「そんなの全然怖くない」と強がりますが、実際にはどうなのでしょう……?
この絵本は、きかんしゃトーマスの原点ともいえる「汽車のえほん」シリーズの新装版です。収録されているのは、『ゆうれい列車』『毛虫』『ディーゼル機関車メイビス』『トビーのつなわたり』の4つのエピソード。トーマスと仲間たちが繰り広げるユーモアと冒険の物語が楽しめます。
知育や教材で活用する際のポイント
『ゆうれい列車』を含む本書は、子どもたちの想像力や感受性を育むのに最適な絵本です。トーマスが「怖くない」と強がる姿は、子どもたちに「強がり」と「本当の気持ち」の違いを考えるきっかけを与えます。例えば、読み聞かせの際に「トーマスは本当はどう感じているのかな?」と問いかけることで、感情を理解し言葉にする力を養うことができます。
また、収録されている他のエピソードも、それぞれ異なるテーマを持っています。『毛虫』では外見や第一印象にとらわれない大切さを、『ディーゼル機関車メイビス』では新しい環境での挑戦や協力の大切さを学べます。さらに、『トビーのつなわたり』は困難に向き合う勇気を教えてくれます。これらの物語を通じて、子どもたちは自然と社会性や自己肯定感を身につけることができるでしょう。
保育や授業では、物語の内容を日常生活に結びつけて話し合う時間を設けることも効果的です。例えば、「もし君がトーマスだったらどうする?」といった想像を促す質問を投げかけることで、子どもたちの考える力を伸ばせます。ユーモアと冒険に満ちた世界の中で、楽しみながら学べるこの絵本は、知育の教材としても大変優れています。