
【絵本】ラーバンとラボリーナのクリスマス
内容説明
ちいさなおばけのラボリーナは、クリスマス・イブを迎え、サンタクロースがやってくるのを楽しみにしています。
ところが、その特別な夜、ラボリーナのもとに現れたのは、思いもよらない存在で……。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、クリスマスを楽しみにする主人公ラボリーナを通じて、子どもたちに「予想外の出来事にどう向き合うか」を考えさせる良いきっかけとなります。子どもたちは特別な日を楽しみにする気持ちをラボリーナと共有しながらも、予定通りにいかない状況が訪れたとき、どのように気持ちを切り替えるかを学ぶことができます。親や先生は、その場面を取り上げて「もし君がラボリーナだったらどうする?」と問いかけることで、子どもたちの想像力や問題解決の力を育むことができるでしょう。
また、クリスマスという多くの子どもたちが親しみやすいテーマを持ちながらも、絵本の中で描かれる「思いもよらない存在」の登場は、固定観念を超えて新しい視点を持つことの大切さを伝えています。保育や教育の場では、この「予想外の存在」がどんな役割を果たしたのかを話し合い、子どもたちに多様性や柔軟な考え方を促す場面として活用できます。
さらに、クリスマスという季節感を楽しむだけでなく、物語の中で感じるワクワク感や驚きの要素を通じて、感情表現や共感力を育む教材としても最適です。読後には、子どもたち自身のクリスマスの思い出や願い事について話し合う時間を設けることで、絵本の世界と子どもたちの実体験が結びつき、より深い学びが期待できます。