
【絵本】まんぷくてつどう うまいもんめぐり
内容説明
まんぷくてつどうセンター駅に集まったのは、グルメ村の動物たち。今回の目的は「まんぷくてつどう うまいもんめぐり」という楽しいイベントです。中でも、食べることが大好きないのしし一家は大興奮!「おいしいものならまかせて!」と張り切っています。
最初に停まったのは「回転ずし駅」。ここでは、電車がすしカウンターの周りをゆっくり走り、乗客が電車に乗ったままおすしを楽しめるというユニークな回転ずしが待っています。
次に訪れたのは「竹やぶラーメン駅」。この駅では、なんと竹のといを流れるラーメンをみんなで一緒にすすります。ラーメンの香りと味わいに、動物たちの笑顔が広がります。
おいしいものが次々登場する、楽しくておなかいっぱいになるお話です。動物たちの愉快なグルメ旅を、ぜひ一緒に楽しんでください!
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、食べ物や旅をテーマにした楽しい物語で、子どもたちの好奇心や興味を引き出す絶好の教材です。まず、登場する「回転ずし駅」や「竹やぶラーメン駅」といったユニークな設定は、子どもたちの想像力を刺激し、創造力を養うのに役立ちます。読み聞かせの際には、「他にもどんな駅があったら面白いかな?」と質問を投げかけることで、子どもたちの発想力を深める活動に繋げられるでしょう。
また、動物たちがさまざまな食べ物を楽しむ姿を通じて、食育にも活用できます。「回転ずし」や「流れるラーメン」といったシーンをきっかけに、子どもたちと一緒に食べ物の種類や食文化について話し合ってみましょう。例えば、「お寿司の具にはどんなものがあるかな?」や「ラーメンに入っている具材は?」と問いかけることで、食材や料理に対する興味を引き出せます。
さらに、物語の中で動物たちが旅をしながら楽しむ様子は、協力や仲間との交流の大切さを伝えるのにも適しています。絵本を読んだ後、グループ活動で「みんなで作るグルメ列車」というテーマの工作や絵画に取り組むのも良いでしょう。こうしたアプローチで、この絵本を単なる読み物としてだけでなく、子どもたちの学びや成長を促す実践的なツールとして活用することができます。