
【絵本】また!ねずみくんとホットケーキ
内容説明
ねみちゃんが作るホットケーキは、3時のおやつにぴったり。ねずみくんと友だちも、早くそのおやつを食べたい気持ちでいっぱいです。
でも、待つのはちょっと退屈。そこで友だちが考えたのは、時計の針を進めて、3時を早く迎えようという作戦でした。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに時間の概念や「待つ」ことの大切さを楽しく伝える絶好の教材です。ねみちゃんと友だちのやりとりを通じて、時計の針が進む仕組みや時間の流れに興味を持たせることができます。特に幼児期では、時間を具体的に理解するのが難しいので、この絵本を使って「3時」という目標を設定することで、時間を意識するきっかけを作れます。
また、友だちが考えた「時計の針を進める」というユニークな作戦は、子どもたちの創造力や発想力を刺激します。それに対して実際の時間は変わらないという展開を通じて、現実と空想の違いを優しく学ばせることができます。このようなストーリーは、子どもたちが日常生活の中でルールや順番を守ることの重要性を自然に理解する助けになります。
さらに、ホットケーキという身近なテーマを通じて、食べ物への興味やクッキングの楽しさを引き出すことも可能です。絵本を読み終わった後に実際に親子でホットケーキを作れば、親子のコミュニケーションが深まり、絵本の内容が記憶に残りやすくなります。保育や授業で活用する場合は、時計や時間に関するアクティビティと組み合わせると、より知育効果が高まるでしょう。