
【絵本】ぼく、おへんじは?
タイトル | 【絵本】ぼく、おへんじは? |
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著者 | いせ きょうこ,ヤニコフスキー・エーヴァ,レーベル・ラースロー |
出版年月日 | 2008/02 |
判型 | A4変型判 |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 6歳,小1,小2 |
ISBN | 9784591101704 |
内容説明
どうして大人って、返事に困る質問ばかりするのだろう?
そんな子どもの素朴な疑問をきっかけに、親子の会話がどんどん広がる絵本です。
ハンガリーで生まれたこの名作は、子どもと大人の視点の違いを楽しく描きながら、家族でおしゃべりを楽しむ時間を届けてくれます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもの純粋でユニークな視点を通じて、大人にとって「当たり前」に思えることを見直すきっかけを与えてくれます。子育て世代の親や教育者にとって、この絵本は日常の中で子どもと深い対話を楽しむための素晴らしい教材となるでしょう。例えば、子どもから出てくる「どうして?」という疑問に対して、ただ答えるだけでなく、「君はどう思う?」と問い返すことで、思考力や表現力を育むことができます。
また、この絵本は親子やクラスの中でのコミュニケーションツールとしても活用できます。読み聞かせの後に「みんなはどんな質問を大人にしてみたい?」と問いかければ、子どもたちが自分の考えを言葉にする機会が生まれます。さらに、子どもたちと大人の視点が異なることを楽しみながら話し合うことで、相手の立場を理解する力や共感力も育まれるでしょう。
この絵本の魅力は、ハンガリー発の名作として異文化のエッセンスも感じられる点です。子どもたちに「他の国の子どもたちも似たようなことを考えているんだね」と伝えることで、多様性への興味や理解を促すきっかけにもなります。親や教育者がこの絵本を通じて、子どもたちの好奇心や想像力を引き出し、豊かな会話を楽しむ時間を大切にしてほしいと思います。