【絵本】ひるねのね

内容説明

人気絵本作家・あべ弘士さんが手がけた新作絵本が登場です！舞台はアフリカの広大な草原。ゾウの家族がのんびりと歩きながら、自然の中で過ごす一日が描かれています。おばあちゃん、おかあさん、おねえちゃん、そしてまだ小さな赤ちゃんゾウ。家族それぞれが草を食べたり、水を飲んだりする中で、赤ちゃんだけはおっぱいを飲みながら過ごします。そんな赤ちゃんゾウの様子が、なんだか眠たそうに見えてきて……。

家族みんなが寄り添いながら進む姿には、温かく豊かな自然の営みが感じられます。あべ弘士さんならではの迫力あるゾウの描写や、表情豊かな動きが魅力的で、大草原を一緒に歩いているような気分にさせてくれる一冊です。のんびりとした時間の流れに癒されながら、ゾウたちの旅を楽しんでみてください。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちに「家族のつながり」や「自然の営み」を感じさせる素晴らしい教材として活用できます。ゾウの家族がのんびりと過ごす様子は、忙しい日常の中で忘れがちな「ゆったりとした時間の大切さ」を教えてくれます。特に、赤ちゃんゾウと家族の心温まる関わりは、親子の絆や安心感を伝える題材として最適です。読み聞かせを通じて、子どもたちに家族の愛情や自然の優しさを感じてもらいましょう。

また、アフリカの大草原という舞台は、子どもたちに地球の多様な自然環境や動物の生態への興味を引き出すきっかけになります。絵本に描かれた迫力あるゾウの姿は、動物の大きさや動き、生活の様子をリアルに伝えるため、科学や環境教育への導入としても活用できます。絵本を読んだ後に、ゾウの特徴やアフリカの自然環境について調べたり、図鑑を一緒に見たりする活動につなげると、さらに学びが深まります。

さらに、この絵本の穏やかな時間の流れは、子どもたちの心をリラックスさせる効果も期待できます。保育や授業の中で、静かな時間を作りたい時や、子どもたちが落ち着きたい時に読み聞かせると効果的です。あべ弘士さんの描く美しい絵とストーリーが、子どもたちに癒しと学びの両方を届けてくれる一冊です。