【絵本】ピタゴラブック(5) フレーミーのあかいえさいれ

内容説明

フレーミーは、自分のあかい「えさいれ」をとても大切にしていました。それはお気に入りのアイテムで、フレーミーにとってちょっとした自慢の種でもありました。

しかし、ある日、そんな「えさいれ」に思いがけない出来事が起こります……。

NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」でおなじみの人気キャラクター、フレーミーが活躍するオリジナル絵本です！

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちが物を大切にする心や、思いがけない出来事への向き合い方を学ぶのに適した教材です。主人公フレーミーが「えさいれ」を大切にする姿は、子どもたちにお気に入りの物を守りたいという気持ちを共感させ、物を大事にする意識を自然と育みます。また、物語の中で起こる予期せぬ出来事は、子どもたちに「困った時はどうすればいいのか」を考えさせるきっかけとなり、問題解決能力や創造性を養う機会を提供します。

さらに、NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」でおなじみのフレーミーが登場することで、親しみやすく、興味を持って絵本の世界に入り込むことができます。特に幼児から小学生低学年の子どもたちにとっては、慣れ親しんだキャラクターが登場することで集中して読み聞かせを楽しむことができ、読解力や想像力を育むのに役立ちます。読み聞かせ後に「もし自分の大切な物に何かあったらどうする？」と問いかけると、子どもたちの考えを引き出す良い機会になるでしょう。

保育や教育の現場では、物語を読み終えた後に工作の時間を設け、子どもたちに自分だけの「お気に入りのアイテム」を作らせる活動を取り入れるのもおすすめです。このような体験を通じて、自分で作った物を大切にする心や達成感を味わうことができ、学びと遊びを組み合わせた効果的な時間を提供できます。