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BOOK

【絵本】バンビと小鳥

タイトル 【絵本】バンビと小鳥
著者
出版年月日 2016/11
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591152195

内容説明

人気イラストレーターの樋上公実子が初めて手がけた自作絵本です。この物語では、美しい少女バンビと純白の小鳥が、幻想的な森へと読者を誘います。

鹿皮のスカートをまとった美しい娘、バンビのもとに、ある日、白い小鳥が現れます。その小鳥は、バンビを春の花が咲き乱れる庭や、星が輝く夜空の下、そして秋の森へと導いていきます。季節ごとに移り変わる美しい風景の中で、バンビは小鳥とともに不思議な時間を過ごします。

そして冬、ついに小鳥が案内した凍てつく湖のほとりで、バンビは一頭の牡鹿に出会います。その牡鹿は彼女に「ずっと探し続けていた」と語りかけます。この瞬間、物語はグリム童話を思わせるような寓話的な展開を見せ、読者の心を深く引き込みます。

バンビと小鳥が織りなす幻想的な風景が鮮やかに描かれ、絵本を閉じた後もそのイメージが心に焼きつく、美しい一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちが自然や季節の変化、美しさに触れながら、想像力を豊かに育むための知育教材として最適です。物語を通じて春夏秋冬の風景が鮮やかに描かれており、季節ごとの違いや自然の魅力について親子で話し合うきっかけをつくることができます。特に、自然をテーマにした授業や保育活動において、子どもたちに季節感を教える教材として活用するのにぴったりです。

また、物語の中で描かれる幻想的な世界観や寓話的な展開は、子どもたちの想像力や感性を刺激します。バンビと小鳥の関係性や、最後に登場する牡鹿との出会いについて自由に考えさせたり、物語の続きを想像させたりすることで、子どもたちの表現力や創造性を引き出すことができます。読み聞かせの時間には、絵本の絵を見ながら子どもたちがどのように感じたかを話し合うことで、感受性豊かな心を育むチャンスとなるでしょう。

さらに、この絵本の美しいイラストは、色彩感覚や視覚的な感性を育む助けになります。保育園や幼稚園、小学校低学年の教室で、絵本を題材にしたアート活動を行うのもおすすめです。例えば、季節ごとの風景を子どもたち自身に描かせたり、森や小鳥をテーマにした工作を行ったりすることで、より深い学びの体験が可能です。この絵本は、単なる読み物としてだけでなく、多方面から子どもたちの成長を支える教材として活用できる一冊です。