
【絵本】はしれ! やきにくん
内容説明
本日入荷したお肉たちは、どうにも元気がありません。このままでは、おいしい焼肉にはなれそうもありません。困り果てた店長さんは、お肉たちにこう声をかけました。「さあ、お肉のみんな!運動して元気を取り戻し、おいしい焼肉になろう!」
さて、お肉たちは店長さんの言葉にどう応えるのでしょうか?どんな展開が待っているのか、ワクワクが止まりません。
大人気絵本『このすしなあに』で注目を集めた塚本やすしさんによる新作は、お寿司に続いて焼肉がテーマ。子どもたちの大好きな食べ物が題材なので、特に絵本にあまり興味を示さなかった小学生の男の子たちも夢中になること間違いなし!もちろん、女の子も楽しめるユーモアたっぷりの一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが大好きな「焼肉」をテーマにしており、興味を引きやすい内容が魅力です。ストーリーの中でお肉たちが運動し元気を取り戻す姿は、楽しさと同時に「健康」や「努力」の大切さを自然に学べる構成になっています。食材が擬人化されているため、子どもたちが親近感を持ちやすく、食べ物への興味や感謝の気持ちを育むきっかけにもなります。
また、この絵本を活用する際には「お肉たちが元気を取り戻すために何をしたのか」や「どうして元気なお肉が美味しい焼肉になるのか」といった問いかけを通して、子どもたちに考えさせるのがおすすめです。さらに、運動が元気や健康につながるという点に焦点を当て、実際に軽い体操や遊びを取り入れることで、絵本の内容を体験として感じてもらうことも可能です。
保育園や幼稚園では、食育の一環として「焼肉」をテーマにした工作や絵を書く活動と組み合わせるのも効果的です。小学校では、食材がどのように私たちの食卓に届くのかについて話し合うきっかけにするのも良いでしょう。親子で読む場合には、食卓での会話を広げ、お子さんと一緒に料理や食材に興味を持つ時間を作ることを提案します。ユーモアたっぷりの物語を楽しみながら、食べ物への感謝や健康的な生活習慣を教えられる一冊です。