
【絵本】のびのびおおかみ
内容説明
『おまえうまそうだな』でおなじみの「ティラノサウルス」シリーズを手がけた宮西達也さんが、新たに生み出したキャラクターが登場します。
おおかみが、遠くにおいしそうなりんごを見つけました。でも、届きません。どうしよう?と思ったそのとき、なんと手がびよーんと伸びて、りんごに届いちゃった!
次におおかみが見つけたのは、黄色いバナナ。でも、あんな高い場所にあるなんて、とても取れそうにありません。あきらめかけたその瞬間、今度は足がぼよーんと伸びて・・・。
手や足がぐんぐん伸びていくおおかみが、ユーモラスに描かれた楽しい繰り返しの絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
『おまえうまそうだな』でおなじみの宮西達也さんによる新作絵本は、ユーモラスな展開と親しみやすいキャラクターが魅力です。この作品は、手や足が伸びるおおかみが繰り広げる楽しい冒険を通じて、子どもたちに創造力を刺激する内容となっています。繰り返しの展開が特徴的で、小さな子どもたちが次はどうなるのかと期待しながら聞くことができ、集中力や想像力を育むのにぴったりです。
また、絵本を読み聞かせる際には、登場する「びよーん」「ぼよーん」といった擬音を声に出して表現することで、子どもたちの興味をさらに引きつけることができます。ユーモラスな動きや展開が視覚的にも楽しめるため、言葉の発達が進む年齢の子どもたちにとって、言葉とイメージを結びつける良い機会となるでしょう。
さらに、この絵本は「諦めない気持ち」や「工夫する楽しさ」を学ぶきっかけにもなります。おおかみが手や足を伸ばして目標を達成する姿は、困難に立ち向かう姿勢を子どもたちに伝える良い教材となります。保育の現場や家庭での読み聞かせにぜひ活用し、子どもたちと一緒に楽しみながら学べるひとときを作りましょう。