
【絵本】なぞなぞねずみくん
内容説明
ねずみくんは、ねみちゃんに次々となぞなぞを出します。ねみちゃんは、ねずみくんの問いかけにどんどん答えていきますが、実は、ねずみくんが一番伝えたいことは別にあって……。
果たして、ねずみくんが本当に言いたかったこととは何なのでしょうか? なぞなぞを通じて繰り広げられる、ふたりのやりとりが楽しい一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもの好奇心や考える力を育むと同時に、コミュニケーションの大切さを伝える素晴らしい教材です。まず、ねずみくんが出すなぞなぞは、子どもたちに「答えを考える楽しさ」を体験させます。なぞなぞを通じて、論理的思考や想像力を刺激できるため、知育の一環として活用するのに最適です。読み聞かせ中に「みんなはどう思う?」と問いかけることで、子どもたちの参加意欲を引き出しやすくなります。
さらに、ねみちゃんとのやりとりを通して、相手の言葉や気持ちを理解することの大切さを学べる点もポイントです。ねずみくんの「本当に言いたかったこと」に子どもたちが気づく瞬間は、温かい気持ちを育むきっかけにもなります。このように、単なるなぞなぞ遊びではなく、心の交流を描く内容なので、人間関係や感情を学ぶ情操教育にもつながります。
保育園や幼稚園、小学校での集団読み聞かせにもおすすめです。読み終わった後に「みんなは誰かに伝えたいことがある?」などの質問を投げかけると、子どもたち同士での会話が広がり、表現力やコミュニケーション力を育む時間を作ることができます。この絵本は、遊び感覚で学びを深められる素敵な一冊です。