
【絵本】ドラゴンもりのふしぎなともだち
タイトル | 【絵本】ドラゴンもりのふしぎなともだち |
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著者 | グウェン・ミルウォード,ティモシー・ナップマン,原 京子 |
出版年月日 | 2009/07 |
判型 | B4変型判 |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591108857 |
内容説明
ぼくがドラゴンもりで見つけたのは、不思議な生き物だったよ。体はつるつるしていて、しっぽもない。それに、虫を食べることもなくて、こんなの見たことがなかったんだ。
でも、一緒に過ごしていくうちに、その生き物のことがどんどん好きになっていったんだ。ぼくたちの間には、ちょっと特別な時間が流れていたんだよ。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、未知の生き物との出会いを通じて「違いを受け入れること」や「友情の大切さ」を学べる内容となっています。子どもたちにとって、初めて触れる世界や価値観に対する興味を引き出す良いきっかけになるでしょう。例えば、主人公が不思議な生き物を観察し、徐々に理解を深めていく様子は、子どもたちが他者や未知の事柄への興味を育むのに役立ちます。
また、物語では「違い」を強調している点が特徴的です。生き物の外見や行動が「普通」とは異なることを最初は不思議に感じる主人公ですが、交流を通じてその生き物を好きになっていきます。このプロセスを子どもたちと一緒に振り返り、「みんな違ってもいいんだよ」というメッセージを伝えることで、他者への理解や思いやりを育む教材として活用できます。
さらに、物語の進行に伴って生まれる「特別な時間」というキーワードは、親子やクラス間での絆を深める話し合いの題材としてもおすすめです。「自分にとって特別な時間はどんなとき?」と問いかけることで、子どもたちが自分の経験を振り返り、感情を言葉にする練習にもつながるでしょう。