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BOOK

【絵本】とらくん おれさま さいこう!?

タイトル 【絵本】とらくん おれさま さいこう!?
著者 ,
出版年月日 2012/07
判型 A4変型判
ページ数 38ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591129760

内容説明

あなたの周りに、「オレサマ男」や「アタクシ女」と呼びたくなるような人はいませんか?絵本『とらくん おれさま さいこう!?』の主人公、とらくんは、まさに「オレサマ男」と言えるキャラクターです。

とらくんは、給食で嫌いなものがあると友だちに押しつけたり、好きなものを横取りしたりします。また、掃除の時間には自分が働くのではなく、みんなに指示を出して監督役を気取る始末。そんな彼の振る舞いに「なんてこと!」と思う人もいるでしょう。

でも、とらくんは意地悪をしたいわけでも、友だちを困らせたいわけでもありません。ただ、どう行動したらいいのかを知らないだけなのです。

「12支キッズのしかけえほん」シリーズは、幼稚園や保育園など、子どもたちが初めて経験する集団生活の中で出会うさまざまなタイプの友だちをテーマにしています。この絵本では、個性的なとらくんを通して、苦手なタイプの人とどう向き合えばいいのか、そのヒントを子どもだけでなく大人にも届けます。

知育や教材で活用する際のポイント

絵本『とらくん おれさま さいこう!?』は、子どもたちが初めて集団生活を経験する中で出会う「オレサマ男」的なキャラクターを通じて、相手の気持ちや行動を理解する大切さを学べる作品です。この絵本を知育や教材として活用する際には、以下のポイントを押さえると効果的です。

まず、とらくんの行動を題材に、子どもたちに「なぜ彼がそんな行動をとったのか」を考えさせる時間を設けましょう。例えば、「嫌いな給食を押しつけたのはどんな気持ちから?」と問いかけることで、共感力や他者を理解する力を育むことができます。また、とらくんの行動を見て「どうすれば友だちが喜ぶ行動ができるかな?」など、具体的な解決策を話し合うのも良いでしょう。

さらに、この絵本は子どもたちだけでなく、大人にも「苦手なタイプの人への向き合い方」を考えるきっかけを与えてくれます。親や先生自身が絵本を通じて、自分の中の「苦手意識」に気づき、子どもにどのように対応すれば良いかを学ぶことができます。読み聞かせの際には、絵本の登場人物に感情移入しながら、子どもたちと一緒に考える姿勢を見せると良いでしょう。

この絵本は、集団生活の中での「衝突」や「理解」をテーマにしているため、保育や教育現場での人間関係づくりに大いに役立つ教材です。親や先生が積極的に活用することで、子どもたちのコミュニケーション能力を自然と伸ばすことができるでしょう。