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BOOK

【絵本】とっておきのあさ

タイトル 【絵本】とっておきのあさ
著者
出版年月日 2011/12
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591125601

内容説明

朝早く、ぼくはおかあさんと一緒に自転車で駅へ向かう。ぼくはおかあさんをいろんな危険から守ってあげるんだ。

「おかあさん、今日の授業参観、来てくれるかな?」ふと、ぼくはたずねる。そして思い出す。「あの電車に乗って、お父さんと海へ行ったよね」と、楽しかった記憶が胸によみがえる。

朝の光が少しずつ街を包み込むころ、ぼくとおかあさんだけの特別な時間が終わりを迎える。親子の心がさりげない会話を通して温かくつながっていくひとときが描かれる物語。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、親子の何気ない日常を温かい視点で描いており、「親子のつながり」や「思いやり」をテーマにした知育教材として活用が可能です。まず、物語の中で子どもが母親を守ろうとする姿は、自己肯定感や責任感を育む場面として注目できます。子どもたちに「大切な人を思いやる気持ち」を話し合うきっかけを与えることができるでしょう。

また、親子の会話や思い出を振り返るシーンは、家族の大切さを再認識させる要素が含まれています。読み聞かせの際には、「みんなのおうちではどんな思い出があるかな?」と問いかけ、子どもたちが自分の経験を話す時間を設けることで、自己表現力やコミュニケーション能力の向上にもつながります。

さらに、朝の光や街の風景といった情景描写は、自然や日常に目を向ける感性を育む素材として活用可能です。物語を読んだ後に「朝の道でどんな音や景色を見つけられるかな?」といった活動を取り入れると、観察力や感受性を養うことができます。

この絵本は、親子での読み聞かせだけでなく、保育や授業の中で「家族」「自然」「思いやり」をテーマにした話し合いや活動を導入する際に役立つ一冊です。子どもたちが身近な人との絆を感じ、心の成長を促すきっかけとしてぜひ活用してください。