
【絵本】チュピ ようちえんにいく
タイトル | 【絵本】チュピ ようちえんにいく |
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著者 | チィエリ・クールタン さく,やまだ たくみ やく |
出版年月日 | 2001/03 |
判型 | |
ページ数 | 21ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | |
ISBN | 9784591067789 |
内容説明
チュピは、きょうからようちえんに通うことになりました。
でも、はじめてのようちえんには、見たこともないおともだちばかり。少しドキドキしながら、チュピはみんなと仲良くなれるかな?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、幼稚園や保育園に入園したばかりの子どもが抱える「新しい環境への不安」や「友だちづくりのドキドキ感」に寄り添う内容となっています。初めての場所で新しい友だちと関係を築くというテーマは、子どもだけでなく親や教育者にとっても共感しやすいものです。物語を通じて、子どもたちが「最初は緊張しても大丈夫」「少しずつ仲間ができる」という安心感を得られるように工夫されています。
読み聞かせを通じて、子どもが感じる不安や緊張に対して共感しながら、会話を広げることができます。「チュピはどんな気持ちだったと思う?」「幼稚園でどんなことをしてみたい?」などと質問を投げかけることで、子ども自身の気持ちを言葉にする練習にもつながります。また、絵本の内容を参考にして、保護者や教師が子ども同士の関係づくりをサポートするきっかけにもなります。
特に幼稚園や保育園の先生にとっては、新入園児への導入期にこの本を活用することで、子どもたちに「みんなも同じようにドキドキしているんだよ」という共通体験を伝えられるでしょう。絵本を教材として使う中で、子どもたちが安心感を持ち、自然と自己表現や友だちとの関わりができる環境を整えることができます。