
【絵本】チビねずくんのあつーいいちにち
タイトル | 【絵本】チビねずくんのあつーいいちにち |
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著者 | くぼしま りお,ジェーン・チャップマン,ダイアナ・ヘンドリー |
出版年月日 | 2001/05 |
判型 | |
ページ数 | 26ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591068311 |
内容説明
暑い夏の日、庭ではオオねずくんがせっせと働いています。草を刈ったり、お花の手入れをしたりと、大忙しです。
でも、そのそばでチビねずくんは、何もせずにのんびりしています。いったい、どうして手伝おうとしないのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、「働くことの大切さ」や「周囲への協力の意義」を子どもたちに自然に学ばせる題材として活用できます。オオねずくんが庭で一生懸命働いている姿と、チビねずくんが何もしないでのんびりしている対比が、子どもたちに考えるきっかけを与えます。読み聞かせの際には、「オオねずくんは何をしているのかな?」「チビねずくんが手伝ったらどうなると思う?」など、子どもたちに問いかけることで、自己表現や想像力を引き出すことができます。
また、物語を通して「役割分担」や「協力することの楽しさ」といった社会性を育むことも可能です。チビねずくんが手伝わない理由について話し合ったり、もし自分がその場にいたらどう行動するかを考えさせたりすることで、子どもたちの主体的な学びが深まります。特に小学生の場合は、「自分が頑張ることで周りの人が助かる」といった視点に気づかせる機会を作るのも良いでしょう。
さらに、夏の庭仕事という具体的なテーマが描かれているため、実際の生活と結びつけやすい点も魅力です。例えば、家庭や保育施設で簡単な植物の手入れを行い、物語の内容を実体験と絡めることで、より深い理解が得られるでしょう。このように、絵本を通じて楽しみながら学ぶ機会を提供することができます。