
【絵本】ちいさいきみとおおきいぼく
タイトル | 【絵本】ちいさいきみとおおきいぼく |
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著者 | オリヴィエ・タレック,ナディーヌ・ブラン・コム,礒 みゆき |
出版年月日 | 2013/11 |
判型 | B4変型判 |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591136430 |
内容説明
大きなオオカミは、ずっとひとりぼっちで暮らしていました。ところがある日、小さなオオカミがやってきます。
それまで孤独だった大きなオオカミにとって、誰かと一緒に過ごす日々は新しい体験。小さなオオカミの存在が、心にあたたかさをもたらしていきます。
この物語は、誰かと寄り添いながら生きることの喜びや、心が通い合うぬくもりを優しく描いています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、孤独だった大きなオオカミが、小さなオオカミと出会い、心が温かくなる過程を描いた心温まる物語です。知育や教材として活用する際は、人との関わりや心のつながりを学ぶきっかけとして最適です。特に幼児や小学生に対して、友情や信頼といった大切な感情を育むための導入として効果的です。
読み聞かせでは、大きなオオカミがひとりでいる場面と、小さなオオカミが加わる場面の違いに注目し、子どもたちに「ひとりと誰かと一緒ではどう感じるかな?」と問いかけてみましょう。こうした対比は、子どもたちが感情を理解し、自分の体験と結びつける助けになります。また、物語の中でオオカミたちが一緒に過ごす場面を通じて、思いやりや協力の大切さについて話し合う時間を作るのもおすすめです。
さらに、保育や授業では、絵本を読んだ後にペアやグループ活動を取り入れると、実際に「誰かと一緒に」何かをする喜びを体験として学ぶ機会を提供できます。例えば、簡単な合作や遊びを取り入れることで、物語の温かさを実感できるでしょう。この絵本は、日常生活での人間関係を豊かにするきっかけとして、親子の時間や教育現場で幅広く活用できる一冊です。