
【絵本】だんじりまつり
内容説明
今日は、待ちに待っただんじりまつりの日。
「ぼくも行きたい! ぼくもたいこをたたきたい!」と、りょうくんは朝早くに家を出たお父さんのあとを追いかけます。
さて、りょうくんは無事にお父さんに追いつけるのでしょうか? だんじりまつりの熱気やワクワクが伝わるお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが地域の伝統行事であるだんじり祭りに興味を持ち、参加の楽しさや文化的な魅力を感じられるストーリーです。りょうくんが祭りに向かう姿を通じて、目的に向かって行動する自主性や、伝統行事への親しみを育むことができます。読み聞かせの際には、だんじり祭りの特徴や、太鼓をたたく音や熱気などの臨場感を一緒に想像しながら話すと、子どもたちの興味をさらに引き出せるでしょう。
また、この絵本は、親子のつながりや家族の役割についても考える機会を提供します。りょうくんがお父さんを追いかける場面では、家族の温かさや一緒に何かを体験する大切さを伝えることができます。保育園や幼稚園、小学校での読み聞かせでは、絵本を読んだ後に「自分の家族と一緒にした楽しい思い出」や「自分の街のお祭り」について話し合う時間を設けると、子どもたちの表現力や地域への愛着を深めるきっかけになるでしょう。
さらに、だんじり祭りを題材にしたこの絵本は、地域文化の学びにも活用できます。絵本を読んだ後に実際の祭りの映像を見たり、太鼓やお囃子の音を聞いたりすることで、五感を使った体験型の学びを提供できます。先生方や親御さんは、地域の伝統や文化に興味を持つきっかけとして、ぜひこの絵本を活用してみてください。