【絵本】ずっとずっといっしょだよ

内容説明

いつもひとりぼっちで過ごしていたティラノサウルスの前に、ある日、空からプテラノドンの女の子プノンが舞い降りました。

それをきっかけに、ふたりの間には心あたたまる友情が芽生えます。「いっしょにいたい」という思いがふくらんでいく、やさしさに満ちた物語です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、友情や他者との関わり方を学ぶのに最適な教材です。ひとりぼっちで過ごしていたティラノサウルスがプテラノドンのプノンと出会い、心を通わせていくストーリーは、子どもたちに「他者とつながることの喜び」を感じさせてくれます。特に、異なる種族である二人の主人公が友情を育む過程は、違いを超えて相手を受け入れる大切さを教えるきっかけとなるでしょう。

また、「いっしょにいたい」という気持ちに焦点を当てているため、子どもたちが自分の感情を表現する練習にもつながります。読み聞かせの際には、登場人物たちの心情を一緒に考えたり、子ども自身が「友達と一緒にいるとき、どんな気持ちになるか」を話し合う時間を作ると良いでしょう。このように対話を通じて、共感や思いやりの心を育むことができます。

さらに、保育や授業で取り入れる場合は、物語に出てくる場面を絵や工作で再現したり、ロールプレイに発展させるアクティビティもおすすめです。特に、恐竜や飛行生物が登場することから、理科的な知識と結びつけて興味を広げることも可能です。学びと感情教育が一体となったこの絵本は、子育てや教育現場で幅広く活用できる一冊です。