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BOOK

【絵本】さとしとすてネコ

タイトル 【絵本】さとしとすてネコ
著者
出版年月日 1995/04
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591041888

内容説明

学校からの帰り道、さとしは一匹のすてネコを見つけます。動物が苦手なさとしにとって、普通ならそのまま通り過ぎてしまうはずの出来事でした。

けれども、どうしても足を止めずにはいられません。そのすてネコが気になって仕方がないのです。さとしの心に何かが芽生えようとしているのかもしれません。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちの「共感力」や「思いやりの心」を育む教材として非常に有用です。主人公のさとしが苦手な動物に対して心を向けていく過程は、子どもたちにとって感情移入しやすいストーリーです。このため、読み聞かせの際には、さとしがなぜ足を止めたのか、どんな気持ちだったのかを一緒に考える時間を設けると良いでしょう。子どもたち自身の経験や感情と結びつけて話し合うことで、物語をより深く理解し、自分の言葉で表現する力も養われます。

さらに、動物に対する接し方や命の大切さといったテーマも含まれるため、命を尊重する心を教えるきっかけとしても適しています。例えば、「もし自分がさとしだったらどうする?」という問いかけをすることで、子どもたちが自分なりの価値観を持つ練習ができるでしょう。また、動物に触れることが少ない子どもたちにとって、動物との関わり方や責任感について考える良い機会にもなります。

保育や授業で活用する際は、絵本を読んだ後に絵や工作で「自分だったらどんな気持ちでネコを助けるか」を表現させるアクティビティを取り入れるのも効果的です。このような活動を通じて、子どもたちの想像力や表現力を引き出しながら、心の成長をサポートすることができます。