
【絵本】ごちそうだよ! ねずみくん
内容説明
ねみちゃんがごちそうを用意してくれることになり、ねずみくんは大喜び。そこで、ねみちゃんの料理をみんなにも味わってもらおうと、たくさんの友だちを招待しました。
ところが、予想以上に大勢の友だちが集まってしまい、ねみちゃんの気分はころころ変わって……。ねみちゃんの様子にくすっと笑える、楽しいお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの感情理解やコミュニケーション能力の育成に役立つ内容となっています。ねみちゃんがごちそうを準備する喜びや、予想以上に友だちが集まった時の驚きや戸惑いなど、さまざまな感情の変化が描かれており、子どもたちに「自分だったらどう感じるだろう?」と考えさせるきっかけを与えてくれます。読み聞かせの際には、登場人物の表情や行動に注目しながら、「ねみちゃんは今どんな気持ちかな?」「もしねみちゃんの立場だったらどうする?」と問いかけると、子どもたちの想像力や共感力を引き出すことができます。
また、この物語は「たくさんの友だちが集まる」というシーンを通じて、仲間と協力することや、相手を思いやる気持ちの大切さについても学べる内容です。例えば、ねみちゃんが困っていたら、自分ならどう助けるかを考えたり、みんなで楽しむためにどんな工夫ができるかを話し合ったりすると、自然と協調性を養うことができます。さらに、ねみちゃんのユーモラスな反応も魅力的で、楽しく笑い合いながらリラックスして学べる点もこの絵本の良さです。