
【絵本】こころの絵本
内容説明
「こころ」って何でしょう?それはどこにあるのでしょうか?たとえば「ありがとう」という言葉は、うれしい「こころ」を形にしたもの。お母さんが作ってくれるお弁当には、お母さんの「こころ」が込められています。
「こころ」は目には見えないけれど、確かに存在します。想像したり、考えたり、誰かを思いやったり――それは人間だけが持つ特別な力です。この絵本は、そんな不思議で大切な「こころ」について、やさしく語りかけてくれます。
多くの世代に愛されてきた「ねずみくんのチョッキ」シリーズの作者、なかえよしをと上野紀子が、深い愛情と温かな視点で描いた一冊。読む人の心をそっと包み込むような、幸せを届ける絵本です。英語の文章も併記されているので、さまざまな楽しみ方ができます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、「こころ」という目に見えないけれど大切なものについて、子どもたちにわかりやすく伝える素晴らしい教材です。特に、感謝や思いやりといった心の在り方を具体的な例で表現しているため、子どもたちに「ありがとう」や「思いやり」の大切さを教える際に役立ちます。日常生活の中で自然と湧き上がる感情や行動が「こころ」と結びついていることを理解させることで、子どもたちの情緒を育むきっかけになるでしょう。
また、この絵本は読むだけでなく、親子やクラスで対話のきっかけとしても活用できます。「こころってなんだろう?」と問いかけたり、絵本に出てくる事例をもとに「自分だったらどうする?」と考えさせたりすることで、子どもたちの想像力や考える力を引き出すことができます。特に幼少期から「こころ」の存在や他者を思いやる気持ちを意識させることは、豊かな人間性を育む基盤となるでしょう。
さらに、この絵本は英語の文章も併記されているため、英語教育や異文化理解の入り口としても活用可能です。親子で英語を音読したり、日本語と英語の表現の違いを楽しんだりするだけでなく、英語に親しむ機会を自然に作ることができます。保育や教育の場で「こころ」というテーマを軸に、多角的な学びを提供できる一冊としておすすめです。