
【絵本】くりじぃじとうにばぁばのこと
タイトル | 【絵本】くりじぃじとうにばぁばのこと |
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著者 | MAJODE MAJORA |
出版年月日 | 2001/10 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 28ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | |
ISBN | 9784591069547 |
内容説明
くりじぃじが川に落ちてしまい、みんなで助けようとしますが、流されて海までたどり着いてしまいます。
そこでくりじぃじは、海の仲間たちと出会い、彼らを連れて戻ってきます。やがて、みんなが一緒に過ごすうちに、仲良くなる楽しさが広がっていきます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「助け合い」や「異なる存在との交流」を学ばせる絶好の教材です。まず、くりじぃじが川に落ちてしまう場面では、困っている人を助けようとする登場人物たちの姿が描かれており、自然に思いやりや協力の大切さを感じ取ることができます。このシーンを読み聞かせた後、子どもたち自身の周りでも「困っている人を見かけたらどんなことができるかな?」と問いかけることで、実生活に結びつけることができるでしょう。
また、くりじぃじが海の仲間たちと出会い、新しい関係を築くストーリーは、子どもたちに「違いを楽しむ」姿勢を育むきっかけとなります。保育園や学校では、異年齢の交流や多様な文化を持つ友達とのかかわりを促進する活動に結びつけると効果的です。例えば、絵本に出てくる海の仲間たちの特徴を話題にしながら、「自分たちのクラスにはどんな個性があるかな?」と考えさせるといった工夫ができます。
さらに、みんなで仲良くなる楽しさを描いた結末は、協調性や友達づくりの喜びを伝える題材としても適しています。読み終えた後には、「一緒に遊ぶとどんな楽しいことがある?」など、子どもの日常に即した質問を投げかけてみましょう。この絵本を通じて、子どもたちが人間関係を豊かにする力を育むことが期待できます。