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BOOK

【絵本】おとうふ2ちょう

タイトル 【絵本】おとうふ2ちょう
著者 ,
出版年月日 2020/09
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591167724

内容説明

ケンちゃんは、おかあさんに「しょうゆとごまあぶら、そしておとうふ1ちょう」を買うおつかいを頼まれます。ところが、帰り道におかあさんから携帯で「おとうふをもう1ちょう買ってきて」と追加のお願いが。そして、どうしても遊びに行きたかったケンちゃんは、つい小さなウソをついてしまいます。

そのウソがきっかけで、兄弟たちの勘違いが次々と重なり、最初はたった1ちょうだった豆腐が、なんと最終的に13ちょうにまで増えてしまうという大騒動に発展!まるで落語のようなテンポ良い展開で繰り広げられる、前代未聞の「豆腐事件」の行方に、読んでいるうちに思わず笑いがこみあげてきます。

騒動のあと、家族みんなで豆腐料理を囲むほっこりしたシーンもあり、ユーモアだけでなく温かさも感じられるお話です。読み終えたら、きっと豆腐料理が食べたくなること間違いなし!

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちに「正直さ」の大切さや、コミュニケーションの重要性を楽しく伝える教材として最適です。主人公ケンちゃんがついた小さなウソが、どんどん広がって予想外の結果を招く展開は、子どもたちが自分の行動とその影響について考えるきっかけを与えてくれます。特に、ウソが家族間での混乱を生む様子がユーモラスに描かれているため、教訓を自然に楽しく学べる点が魅力です。

また、物語を通じて「おつかい」というテーマも取り上げられており、子どもたちの自主性や責任感を育む話題として活用できます。絵本を読んだ後に、「おつかいの練習」や「家族に自分の思いを正確に伝える練習」を取り入れると、実生活と結びつけやすくなります。さらに、物語の最後で家族が豆腐料理を囲むシーンを通じて、親子で料理を楽しむ時間や食育に繋げることも可能です。

保育の現場では、登場人物たちのやりとりを劇遊びにアレンジすることで、子どもたちが言葉や表現力を磨く活動としても活用できます。落語のようなテンポの良い展開は、子どもたちの注意を引きつけるため、読んで聞かせるだけでも十分に楽しめます。この絵本は、笑いと温かさを通じて、子どもたちに大切な価値観を伝える素晴らしいツールです。