
【絵本】おせ、ひかりのはやさでいけ!
内容説明
「おせ、ちきゅうをすくえ!」「しんじろ!おしてダメなら」などの人気シリーズに続く、ITリテラシーをテーマにした絵本の第4弾が登場しました。今作では、人類史上初となる子どもの宇宙飛行士に選ばれたコークが主人公。彼はロボットのモスペンくん、犬のチョコ、そして外国から来た女の子ヴェガとともに、宇宙へ旅立ちます。
しかし、宇宙での冒険は一筋縄ではいきません。突如として現れたバグ大王の悪だくみにより、船の制御が不能に!果たしてコークたちは、この危機を乗り越え、無事に地球へ帰還できるのでしょうか?スリルと興奮が詰まった物語が展開されます。
現在、GIGAスクール構想やDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中で、子どもたちへのITリテラシー教育の重要性がますます高まっています。本作は、そんなITリテラシーの意義を楽しくわかりやすいストーリーを通じて伝えることを目指しています。さらに、宇宙というワクワクする舞台が子どもたちの興味を引きつけ、物語をより魅力的に盛り上げてくれるでしょう。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ITリテラシーをテーマにしながらも、冒険や友情といった子どもたちが親しみやすい要素を取り入れた物語です。子育て世代の親や教育関係者にとって、楽しみながら重要なスキルを学べるこの作品は、知育や教材として非常に有益です。特に、GIGAスクール構想やDXが進む現代において、ITリテラシーへの早期教育は欠かせません。この絵本を通じて、子どもたちは「バグ」や「制御不能」といったIT用語に自然と触れ、問題解決の考え方を学ぶきっかけを得ることができます。
また、宇宙という舞台設定は、子どもたちの想像力を刺激し、興味を引きつける効果が期待できます。主人公コークや仲間たちが協力して困難に立ち向かう姿は、協調性やコミュニケーションの重要性を学ぶ教材としても活用できるでしょう。外国から来たキャラクターのヴェガが登場する点は、異文化理解の視点を取り入れるきっかけになります。これにより、ITリテラシーだけでなく、多様性を尊重する心も育むことができます。
さらに、保育園や小学校では、読み聞かせやグループディスカッションの題材として活用するのがおすすめです。物語の展開に合わせて「もし自分だったらどうする?」といった問いかけを行うことで、子どもたちの主体的な考え方を引き出すことができます。楽しいストーリーをベースに学びの要素を盛り込んでいるこの絵本は、家庭や教育現場で幅広く活用できる一冊です。