当サイトでは、商品・サービスの紹介にアフィリエイトプログラムを利用しています。
BOOK

【絵本】うまれてきた子ども

タイトル 【絵本】うまれてきた子ども
著者
出版年月日 1991/01
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591037515

内容説明

おかあさんは、ふんわりとしたやわらかさで、どこかあたたかく、いい香りがする人。そんなおかあさんの存在を知った子どもが、少しずつ「うまれてみよう」という気持ちを抱き始めます。

最初はうまれることをためらっていた子ども。けれど、ある日ひとりの女の子と出会い、その優しさやおかあさんへの思いに触れるうちに、少しずつ気持ちが変わっていきます。

そしてついに、子どもは決心しました。「うまれてきてみよう」と。おかあさんのもとに行く、その心の旅路が静かに描かれています。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は「生まれること」への気持ちの変化や、母親という存在の温かさをテーマにした心温まる物語です。子育て世代の親や保育園・幼稚園・小学校の先生が、この絵本を知育や教材として活用する際には、子どもたちが生命の尊さや家族のつながりを感じられるように工夫することがポイントです。

まず、絵本の読み聞かせを通じて、子どもたちに「お母さん」という存在について考えるきっかけを与えることができます。優しさやふんわりとした温かさに触れる内容は、家庭や保育環境での愛情の大切さを自然に伝えられるでしょう。また、生命が生まれることの神秘や、子ども自身もその一部であるという認識を促すことができます。

さらに、この絵本は、子どもの気持ちの変化や「生まれる」ことをテーマにしているため、保育や教育現場では「自分が生まれてきた理由」や「家族の愛」について話し合う活動に活用するのも効果的です。例えば、子どもたちに「お母さんと一緒にいてどんな気持ちになる?」や「生まれてきてよかったと感じた瞬間は?」といった質問を投げかけ、感情表現を引き出すことで、自己肯定感や家族への感謝を深める学びにつなげることができます。

最後に、この絵本を通じて大人自身も「待つ愛情」や「寄り添う思い」を再確認する機会となるでしょう。親子や子ども同士、保護者同士の対話を生むきっかけとして、ぜひ取り入れてみてください。