
【絵本】うさぎぐみとこぐまぐみ
内容説明
ほいくえんには、うさぎぐみとこぐまぐみというクラスがあります。
そんな園に、びょうきで入院していたショウタちゃんがやってきました。
ショウタちゃんが加わったことで、どんなできごとが待っているのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ショウタちゃんという新しい仲間を迎えることで、子どもたちがどのように変化し、成長していくかを描いた物語です。保育園や幼稚園のクラス活動において、新しい環境や人との関わり方を学ぶことは非常に重要です。この絵本を教材として活用する際には、「新しい友達を迎えるときにどうしたらいいのか」「相手の気持ちを考えるにはどうすればいいのか」といったテーマについて話し合う時間を設けるとよいでしょう。
例えば、読み聞かせ後に「ショウタちゃんはどんな気持ちでいたと思う?」「クラスのみんなはどんな行動をしたらショウタちゃんが喜ぶかな?」と質問を投げかけることで、子どもたちが他者の気持ちを想像する力を育むことができます。また、物語の中で登場する子どもたちの行動をヒントに、「自分ならどうする?」と考えさせるアクティビティを取り入れると、より深い学びにつながります。
さらに、保護者の方に向けても、この絵本を通して「子どもの集団生活での心の成長」について考える機会を提供できます。新しい環境に馴染むことが苦手な子どもへのサポートの仕方や、子ども同士の関わりの中で大切にすべきことについて、親子で話し合うきっかけを作ることができるでしょう。