
【絵本】いもうとといっしょ
内容説明
雪がふりつもった朝。ぼくは、お父さんと妹と一緒に外で元気いっぱい遊んだ。
でも、その日の夜、妹が風邪をひいてしまって……。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、家族で楽しく過ごす時間の大切さや、自然の中で遊ぶ喜びを描きつつ、健康管理や家族間の思いやりについても考えさせられる内容となっています。子育て世代の親や保育園・幼稚園・小学校の先生が知育や教材として活用する際には、いくつかのポイントに注目すると効果的です。
まず、物語を通じて家族のつながりや絆を感じられるシーンが多いため、読み聞かせを通じて子どもたちに「家族と一緒に過ごす時間の大切さ」について話し合うきっかけを作ることができます。また、自然の中で思い切り遊ぶ楽しさも描かれているので、外遊びの大切さや季節の変化を体験することの意味について考えさせることができるでしょう。
さらに、妹が風邪をひいた場面では、健康管理や風邪を予防するための行動について子どもたちと話し合う良い機会になります。特に、冬の寒い時期に適した服装や手洗い・うがいの習慣について、物語の内容と関連づけて具体的に伝えることで、子どもたちが実生活で実践しやすくなるでしょう。
最後に、絵本を読み終えた後には、家族や友達が体調を崩したときに自分がどのように助けたり思いやりを示したりできるかを話し合う時間を作ると、社会性や共感力を育むことにもつながります。この絵本は、楽しいだけでなく、子どもの心や生活習慣を育む教材としても非常に有用です。