
【絵本】100さいの機関車
タイトル | 【絵本】100さいの機関車 |
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著者 | ウィルバート・オードリー,ガンバー&ピーター・エドワーズ,桑原 三郎,清水 周裕 |
出版年月日 | 2020/12 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 57ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 2歳,3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591168714 |
内容説明
100さいの誕生日を迎えた機関車スカーロイは、自分がこの鉄道に初めてやってきた頃の思い出を仲間たちに語ります。その話には、スカーロイが経験した冒険や困難、そして成長の物語が詰まっています。
この絵本は「きかんしゃトーマス」の原点ともいえる「汽車のえほん」シリーズの新装版で、以下の4つのお話を収録しています。『100年まえのスカーロイ』では彼の始まりが描かれ、『あばれんぼうのスカーロイ』では頑固ながらも奮闘する様子を見ることができます。『どろくさいじだいおくれ』では、古いながらも頼りになる彼の姿が、そして『ダックと公爵』では、仲間たちとの関わりが語られます。
長い時を生き抜いたスカーロイが、どんなふうに鉄道での役割を果たしてきたのか、心温まる物語を通して楽しむことができる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、機関車スカーロイの100年にわたる冒険や成長を通じて、子どもたちに多くの学びを提供します。スカーロイの物語には、挑戦を乗り越える勇気や、困難な状況でも諦めずに努力する大切さが描かれており、子どもたちに自己肯定感や粘り強さを育むきっかけになるでしょう。
特に4つのお話は、それぞれ異なるテーマを持っています。『100年まえのスカーロイ』では、物事の始まりや歴史を知る楽しさを学べます。『あばれんぼうのスカーロイ』は、失敗や頑固な行動の中でも成長できることを示し、感情のコントロールや他者との関わり方を考える教材として活用できます。『どろくさいじだいおくれ』は、古くても価値あるものを大切にする心を養い、物の価値や伝統の大事さを伝えるのにぴったりです。また、『ダックと公爵』では、仲間との協力や友情の大切さを学ぶことができます。
これらの物語を通じて、子どもたちは楽しみながら社会性や自己成長のヒントを得ることができます。読み聞かせの際に、登場人物の気持ちや行動について話し合う時間を作ると、さらに深い理解につながります。また、スカーロイが100年という長い時を生き抜いたことを通じて、時間の流れや歴史の大切さを学ぶきっかけにもなります。幼児から小学生まで幅広い年齢層に対応できる、素晴らしい知育絵本です。