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BOOK

【絵本】ぼくのいのち

タイトル 【絵本】ぼくのいのち
著者 ,
出版年月日 1999/06/15
判型 A4変
ページ数 28ページ
出版社
対象年齢 ,
ISBN 9784265006175

内容説明

田舎の蔵の中で見つけた一枚の写真。それをきっかけに、僕はかつて自分が小児がんを患っていたことを知る。写真には、病院で一緒に過ごした友達の姿も写っていた。

あの時一緒に笑い合い、励まし合った友達たちは今、どこでどうしているのだろうか。写真を手にする中で、僕は命の大切さについて深く考えざるを得なくなる。

「命」というテーマを静かに、そして力強く問いかける絵本です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は「命の大切さ」をテーマにしており、子どもたちに生命の尊さや人とのつながりの重要性を伝える教材として非常に有用です。特に、小児がんというテーマを扱うことで、健康のありがたさや病気と闘う人々の存在に気づかせる機会を与えてくれます。子どもたちが自分の体や心を大切にする意識を育むきっかけとなるでしょう。

また、主人公が写真を通じて過去を振り返るというストーリー展開は、子どもたちが「記憶」や「思い出」に対する感受性を養うのにも役立ちます。一緒に登場する仲間たちとのやりとりの描写を読むことで、友情や支え合いの大切さを学ぶ機会も生まれるでしょう。読み聞かせの際には、主人公の気持ちに寄り添いながら、子どもたちに「大切な人とどんな思い出があるか」を問いかけてみるのも効果的です。

さらに、保育園や学校では、命について考える道徳の時間や特別活動の一環として活用するのがおすすめです。読後に「もし自分が病気になったらどう感じるか」「友達が頑張っているときに自分は何ができるか」といった問いを設けることで、子どもたちが自分ごととして深く考える時間を作ることができます。この絵本は、心の成長を促す貴重な一冊と言えるでしょう。