
【絵本】ブルオはいぬごやのした
内容説明
しげちゃんが投げたボールが、ブルオがいない犬小屋の中にころがり込んでしまいました。取りに行こうと犬小屋をのぞいてみると、なんとその中には見たことのない階段が隠れています。
少し迷ったしげちゃんでしたが、思い切って階段を降りていくことにしました。そこで彼を待っていたのは、どんな冒険なのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの好奇心や冒険心を刺激する内容となっています。しげちゃんが犬小屋で見つけた秘密の階段を通じて、未知の世界に飛び込む様子は、子どもたちに「未知のものに挑戦する楽しさ」や「勇気を持つ大切さ」を教えてくれます。家庭や保育園、学校でこの本を読む際には、まず子どもたちに「もし自分だったら階段を降りていくかな?」と問いかけ、想像力を膨らませることから始めると良いでしょう。
さらに、冒険のシーンでは、子どもたち自身に「次は何が起こると思う?」と考えさせることで、論理的思考や予測力を養うことができます。また、この物語は新しい環境や出来事に対する不安を乗り越える姿を描いているため、特に新しい環境に慣れるのが苦手な子どもに対して、共感を引き出す良い教材となります。読み終わった後は、「しげちゃんみたいに勇気を出して挑戦したことある?」などと振り返る時間を設けることで、子どもたち自身の経験を話し合う場を作ると良いでしょう。
加えて、物語には階段や犬小屋といった具体的なアイテムが登場するため、これらを題材にした絵や工作を取り入れることで、物語をより立体的に楽しめます。こうした活動を通じて、子どもたちの創造力や表現力を伸ばすことができます。読み聞かせだけでなく、工作やディスカッションを取り入れることで、この絵本をさらに効果的な知育教材として活用できるでしょう。