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BOOK

【絵本】ふくしまからきた子 そつぎょう

タイトル 【絵本】ふくしまからきた子 そつぎょう
著者 ,
出版年月日 2015/03/11
判型 A4変
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,,,,,,
ISBN 9784265081400

内容説明

まやが久しぶりに福島へ帰ってきました。ふと小学校の卒業式をのぞいてみると、懐かしい声が聞こえてきます。「ふくしまからきた子」から3年――福島で暮らす友だちと再会するまやの姿が描かれています。

この作品は、胸いっぱいの希望や喜び、そして家族や友だちとの幸せを感じながら、福島への帰郷をテーマにしています。同時に、不安や孤独、悲しみなどの困難から“卒業”していく姿も描かれています。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、帰郷や再会を通じて子どもたちが成長し、困難を乗り越えていく姿を描いた感動的な物語です。子育てや教育の場で活用する際には、子どもたちが自分や他者の感情に気づき、共感する力を育むことができます。特に、希望や喜びだけでなく、不安や孤独といったネガティブな感情にも焦点を当てているため、子どもたちが自身の感情を素直に認識し、受け止める手助けとなるでしょう。

授業や保育の中では、物語の中に登場する「卒業」というテーマをきっかけに、子どもたちが過去の経験や変化を振り返る時間を設けるのも効果的です。また、主人公まやの再会を描いたシーンでは、友だちや家族とのつながりの大切さについて話し合う場を設けるとよいでしょう。この絵本を読むことで、子どもたちは自分自身の気持ちを整理し、他者を思いやる心を養うことができます。

さらに、この作品は東日本大震災を背景にしているため、防災教育や地域の歴史を学ぶきっかけとしても活用できます。子どもたちが福島や震災について考える中で、過去の出来事を学び、未来への希望を感じられるような取り組みを進めることが大切です。この絵本は、感情教育や地域学習といった幅広い分野で役立つ教材となるでしょう。