
【絵本】ひかりのぼうけん
内容説明
絵本が大好きな女の子、ベティ。ある日、不思議な出来事が起こります。ベティの絵本の中から、なんとクマのコスモが飛び出してきたのです!
コスモは暗い場所が苦手なクマですが、ベティはそんな彼を夜の世界へと誘います。ふたりで手を取り合い、夜の闇に包まれた世界を冒険することに。そこにはどんなふしぎな出来事が待っているのでしょうか?
ベティとコスモが繰り広げる心あたたまる物語を、ぜひお楽しみください。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、物語を楽しむだけでなく、子どもたちの想像力や感情の成長を促す教材として活用できます。ベティとコスモの出会いというファンタジックな設定は、子どもたちに「本の世界には無限の可能性が広がっている」というメッセージを伝えます。絵本を読み聞かせる際には、キャラクターの気持ちや行動について子どもたちに問いかけることで、感受性や共感力を育むことができるでしょう。
さらに、クマのコスモが暗い場所を苦手としている点は、子どもたちが恐怖心や不安感を抱いた際の共感ポイントとなります。ベティがコスモを助けるように、子どもたち自身も友達や家族を助けることの大切さを考えるきっかけになります。物語の中で夜の世界を冒険する場面では、暗闇の中にも安心や楽しさを見つけるというポジティブな体験を共有することが可能です。
また、この絵本は「一緒に手を取り合う」というテーマを通じて、協力や支え合いの大切さを教えるのにも適しています。読み聞かせ後には、子どもたちに「もし自分がコスモだったら、どう感じる?」など質問して、自己表現や意見交換の時間を設けるとよいでしょう。このように本書は親子の対話やグループ活動を深めるツールとしても活用できる一冊です。