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BOOK

【絵本】つるのおんがえし

タイトル 【絵本】つるのおんがえし
著者
出版年月日 2001/04/30
判型 A5変
ページ数 22ページ
出版社
対象年齢 ,
ISBN 9784265030859

内容説明

ある日、若者がけがをした一羽のつるを助けました。それからしばらくして、なんと若者のもとにおよめさんがやってきます。

およめさんは若者に機織りのためのはたごを作るよう頼み、自ら機織りを始めます。そして、7日間にわたってはたを織り続けました。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は「恩返し」や「思いやり」といったテーマが描かれており、子どもたちに大切な価値観を伝えるのに最適です。若者がけがをしたつるを助ける場面は、他者を思いやる心を学ぶ良い機会になります。日常生活での小さな親切や誰かを助ける行動が、巡り巡って自分に返ってくるという教訓を、物語を通じてわかりやすく伝えられます。

また、機織りの場面では「努力」や「忍耐」を学ぶきっかけ作りができます。およめさんが7日間もの間熱心に機を織り続ける姿は、目標に向かってコツコツと取り組むことの大切さを教えてくれます。この部分を読み聞かせた後に「みんなは何かに一生懸命取り組んだ経験があるかな?」と問いかけることで、子どもたち自身の体験とリンクさせることができます。

さらに、物語の最後には、助けたつるが実はおよめさんだったという展開から、「正体を隠す」という要素を通じて秘密や約束の大切さについても話し合えます。読後に「もし誰かが秘密を守ってほしいってお願いしたら、どうする?」といった話題を投げかけることで、社会性や信頼の意味を考えるきっかけになるでしょう。